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[ 2025/09/10 17:01 | ]
旅行終了!
27日の朝帰ってきました。
こっちに帰ってきて、
この大学内での生活がどれほど過ごしやすい環境であるか身にしみて感じます。
できるだけ短く書くように心がけて旅の記録を書きます。
相変わらずイメージ挿入のプロパティがひらかないのですが
別の方法をみつけましたので、画像ものせれるようになりました。
(クリックで画像の拡大が可能です。

では追記へ。

拍手[1回]






<7日~10日>

7日、僕とくらさんと中国人の友達2人、合計4人で出発。
出発から23時間後の8日夜、内モンゴルのフフホト駅に到着。
中国人の友達1人とはここでお別れ。
そのかわり、途中参加の日本人の友人が加わり、
日本人3人が中国人の友達のお宅へお世話になることに。

駅からタクシーで中国人の友達の家へ。
中国人の友達の家に泊めてもらい遊ぶ。
おかげで現地の人の生活の雰囲気を味わうことができた。

レンガでつくられた、いわゆる中国の農村の家での生活。
案内されたトイレは外にあって、ただ穴があいてあるだけのようなトイレ。
しかし家族は普段、家の真ん前にある小さな庭でトイレをするのだと思う。
その庭からは強烈な臭いがしたし、子供たちも普通にそこにしていたので。
なんとその庭一面には、野菜や果物が植えてあります…。
食べた果物のゴミや洗面や歯磨きをした水も全てそこへ流します。
あまりにも自由な庭であります。

また中国の北の地域では水資源に恵まれていませんので、
ギリギリの水の量でなんとか生活しているように感じました。

ここでの人々は、家でシャワーを浴びる習慣がないみたいで、
僕たちは風呂に入らずここで3日過ごしました。

ここである晩みた星は、今まで見たことのないくらいの綺麗な星空でした。

<11日~13日>

10日のお昼、お世話になった家族とはお別れして、
フフホト駅へ向かう。ホテルに泊まり。とある激安ツアーに申し込む。
翌日11日は、ツアーに参加。草原へと向かう。
最初あった感動も、30分もすれば草原に目が慣れてくる。
乗馬には200元必要だったのでスルーし、
特に馬と羊以外何もない寒いだけの草原でうろついたり、
ゲルで長時間トランプしたりと夕食まで時間をつぶす。
さぁ、期待していた食事だったんですが、これまたハズレ。
ツアー中での料理はモンゴル料理ではなく、いたって普通の中華料理でした。
注文すれば豪華な羊料理も注文できますが、その値段はクソ高いものばかり。
また、この晩ものすごい嵐がやってきて、ゲルの屋根が吹っ飛んでいくんじゃないか、
ヒヤヒヤしながら過ごしていると、雨雷風がさらにひどくなり、しまいには停電。
災難は次の日も続きます。

2日目は8時前出発で、黄河・砂漠観光です。
すると途中、ものすごい渋滞に引っかかり、客がギャーギャークレームを言い出す。
やっと動き出して少ししたところで、ガイドが「こちらが黄河です」と言ったので、
みんなで降りるのかと思ったが、黄河の橋の上をバスで通過しただけだった…。
予定より2時間遅れで到着。バスで7時間かけて砂漠にやってきた。
さぁツアー最後の楽しみというところで、砂漠に入るのに门票(200元)がいるらしい。
これまた僕たちは、スルー。その間、ベンチで座って、みんなが帰ってくるのを待ってました。
なんとも最悪なツアーだった。280元の激安ツアー。
遊ぶのに別途で支払いが必要な場合あり。そうか、だから安いんだな。
疑いもせず申し込んだのが悪かった。ちなみに地球の歩き方のツアーは700元くらい。
このツアーでの満足は、モンゴルの伝統的な住居でもあるゲルに泊まれたことのみです。

ホテルで合計4日ぶりのシャワーを浴びる。最高に気持ちよかった。

13日、フフホト観光。お昼は皆の意見一致で少し高いが羊肉の料理を堪能した。
食べ終わった後、僕は2人と別れて、1人旅の始まりです。
正直、やっと集団での行動が開放されて自由になった気分だった。
旅行はやっぱり1人か2人がベストだなと確信しました。

  

真ん中はゲルの中の様子です。
右は、そのみんなで贅沢して食べた羊肉の料理です。

<14日~17日>

14日朝、兰州に到着。西宁までの切符購入。
兰州市内をウロウロさまよう。けっこうここは栄えているところだなと感じた。
昼過ぎバスで西宁に向かう。夕方西宁に到着。宿探しスタート。
ユースホステルのドミトリー、6人部屋(30元)に泊まる。
ドミトリーって女性とも同部屋になるんだね。驚いた。特に何も起きなかったけど。

15日朝、青海湖にバスで向かう。渋滞ありで、5時間後の15時に到着。
日帰りで帰る予定だったのでこりゃ無理だなと思い、翌日帰ることに。
旅館を確保して、近くの山または丘に登る。そこからの見晴らしが最高に良かった。
風が気持ちよくて、菜の花畑と海の組み合わせがもう最高。
周りに誰もいないようなところだったので、そこで1時間近く、
大声で叫んだり、歌ったりと1人でバカなことしてた。
喉がおかしくなってきたので、旅館へ帰る。
災難なことに旅館のシャワーが水しか出ず、シャワーを浴びることができなかった。

16日、早起きして、青海湖を見学。
ほぼ誰もいなくて貸切のような状態でした。
湖の水は透き通っていてきれいだった。朝の風が気持ちよかった。
ほんとは青海湖は見所がいくつかあって、青海湖の観光スポットを
チャーターしたバス・車、またはタクシーに乗りながらぐるりと一周するのがベストです。
けど、僕は1人なので交通費が高くつくので、1つの場所しか観光しませんでした。
それに元からそんなにここでたっぷり観光しようとは思ってなかったので。
1つだけでしたが、十分満足です。正直この旅行で1番心に残ってる景色でした。
朝の静かなときに行ったのも良かったかもしれません。

9時にチェックアウト。西宁に戻る。昼過ぎ西宁のユースホステルをチェックアウト、
兰州へ向かう。18時兰州到着。夜市で焼き鳥とビールを買って幸せに浸る。
こんな焼き鳥とビールなんて今までやったことなかったのですが、
どうしてかやってみようと思ったんですかね。よほどの疲労でしょうか。

17日朝、次なる地、九寨沟に向かうべくバスで出発。
13時間後、夜に九寨沟到着。
実は、このバスの移動中、
一人のおじさんが癲癇(てんかん)という病気のせいで、痙攣を起こし、嘔吐していた。
それでもおじさんはバスから降りようともせず、乗り続けた。
幸い症状も治まりそれ以後は何事もなかった。 正直めっちゃびっくりしたな;;

この兰州という場所は中国の中心地。
各地へと長距離バスでの移動ができるみたいです。
その場所になんと一度諦めたあの敦煌もあったのですが、
お金もかかるしもうやめようと思って諦めた。

  

左は兰州から長距離バスで移動できる場所を赤い線で示しています。
真ん中は、この期間、毎食のように食べていた有名な兰州ラーメンです。
右は、歌ったり叫んだりアホなことをした山の上からの景色。
そういえばここに登るまで大変苦労しました。
1歩すすむのも一苦労で息があがって、死ぬかと思いました。

  

右はあたりに広がる菜の花畑。
この付近にたくさんある菜の花畑でとった蜂蜜を売っているのを何度かみました。
後で聞いた話、一瓶8元くらいだったみたいで、買っておけばと後悔しました。
ああいう道路での販売は、なんとなく胡散臭くて値段すらみようとも思わなかった…。
真ん中は、きれいにとれた花。
左は朝の青海湖。

<17日~18日>

17日18日九寨溝・黄龍観光。
感想として、黄龍の方が断然よかった。、
九寨溝は観光客がとにかく多い。
きれいな色をしていて感動したけど、どの湖も後から同じように見えてきた。
そのきれいな青色がなんだか不自然なんですよ、自然のものとは思えなくて。
少し気持ち悪い感じもします。
それに比べ、黄龍の色は少し薄い水色です。
九寨溝と違って水の流れがあるので見ていて飽きない。
周りの風景も圧倒的に黄龍の方が良いです。
それくらい高いところに黄龍はあります。

まず最初に九寨溝の写真。

  

  

続いて、黄龍で撮った写真です。

  

左はバスの中から撮った写真。窓の外にすぐ雲です。雲海がみえました。
真ん中の写真、山の上に少し雪があります。
右は、景色がすごくいい

 

 

<20日~27日>

20日7時、四川省成都へバスで出発。
11時間後の18時成都到着。

21日市内観光。
イトーヨーカドー2つと伊勢丹とあの有名な陳麻婆豆腐の店をみつける。

22日楽山大仏観光。
大仏の足元に行くまでに1時間半並ぶ。まさかこれほど並ぶことになるとは…。

  

 

どーーーん!!上で長い時間並んで、大仏の横を階段で降りて足元に到着です。
とにかく大きすぎ!

23日、都江堰を観光。古代の水利・灌漑施設です。

  

水の分かれ目。いまいちこの仕組みが理解できてないかも。
ここも自然豊かなところだった。

24日、市内観光。
青羊宮に行く。
特にに面白くもなかった。
ただこのヘンテコな羊の像が見たかったので。10元で安かったしいいか。

この羊は12種の動物の化身だそうで、
耳はネズミ、鼻は牛、爪は虎、口はウサギ、角は龍、尾は、蛇、顔は馬、
ひげは羊首は猿、目は鶏、腹は犬、尻は豚です。なんともへんてこな像です。



その後は、杜甫草堂に。詩人である杜甫の住居です。
ここもあまり面白いとは感じなかったけど、ゆっくりするのにベスト。
気持ちが落ち着きます。よかったです。

  

最後は武侯祠博物館。
三国志好きにはたまらない観光名所でしょう!!
しかし、僕は三国志の「さ」の字も知りません。
日本のいる友達が超三国志好きなので、
彼のためにも記念に行って写真をとりにいったわけです。

  

25日、成都パンダ繁育研究基地へ。
パンダが活動する朝をねらって行きました。
しかしパンダはノロノロと、活動が活発でなく、少し残念。
もう少し早く行くべきだった…。
そのノロノロ加減でパンダ同士がじゃれ合っているところは可愛かったけど。
そんな感じでパンダ目当てで行ったんですけど、
パンダよりレッサーパンダの方が断然可愛かったです。
その上よく動いて観光客の目の前まで来たりとサービス旺盛でした。
パンダ忘れて大満足でした。
あのフワフワのシッポ触りたいなー。

  

この右の写真のパンダについての紹介が面白かったw 是非一読!
いったい何を伝えたいのやら。

  

  

 

パンダ基地観光後、市内観光して、16時半の列車に乗り、
36時間かけて帰りました。以上、20日間の旅は終了です。

とにかく移動で疲れた。
主に列車での行動かと思ったら列車に乗ったのは3回だけ。
フフホトまでと、フフホトから兰州までと、成都からの帰り。
あとは全部バス移動。列車も使えたけど、バスの方が安かったので。

成都で旅を終了しましたが、
ほんとは成都から、張家界に行き、それで旅の終了と、成都についた頃は計画してたんです。
成都はほんとは2,3日だけの滞在の予定で。
それで張家界行きの列車の切符まで買ったんですけど、
張家界から上海までの帰りの切符がそんなに簡単にとれるわけないと、
1日経ってそう考えたので退票しました。
退票するのにお金かかるのね。60元もドブに捨てたようなもんだった。

席無し(ずっと立ってる)や硬座でもいいならあるかもだけど、寝台車がよかったので。
硬座は最初のフフホトまで行ったときに経験してもう一生乗るものかと思ったのでね。
一晩こさないなら乗ってもいいけど、夜を越すとなると無理です。寝れません。

あと青海湖や黄龍で自然はだいぶ満喫したので、
張家界の自然も大して変わらないだろうという気持ちになったのもあります。

それで21日に急いで成都から上海までの切符を買いに行きました。
なんと24日まで全て売り切れで、25日のは、あったので切符をなんとか買えました。
でもその結果、成都で長い期間、観光できて良かったです。
成都は今、中国で一番発展しているところで、街を見てそれがわかりました。
旅行した中で成都が一番都会でしたし、過ごしやすかったです。
また行きたい都市ナンバーワンです。
しかし成都は空が年中くもりで、青空の日はほとんどありません。
天気もよくない日が多く、観光した5日間中、4日雨が降ったり止んだりでした。
それがちょっと成都の残念なところかな。
でも上海や北京より中国らしさがまだ残っている良い場所だなって思いました。

いろいろなところに行きましたが、上海の良さをさらに感じました。
上海は一番過ごしやすいところで都市で生活するのに困りません。
帰ってきたとき、やっぱり街がキレイだなー空が青いなと
人の生活水準も高くて、なんとなく心に余裕があるようにみえる。
もちろん田舎の方でも違った意味での人の温かさみたいなものはありましたよ。
とにかく地下鉄が走ってることがいいね!
そして、知っている場所でもあって道に迷わないからいい。
この旅行ではもうずっと道に迷いっぱなしで、どの日もどの日も歩いてもうヘトヘトでした。
万歩計つけてたらおそろしい数字だったと思います。

人との交流はあんまりありませんでした。
迷ったときに聞くくらいかそんな感じで。
誰かと仲良くなったりも残念ながら…。
中国語しか聞いてなかったので聞き取りは少しレベルアップしていてほしい。
でも一般的に人々の会話は方言で聞き取れないものが大半で残念でした。
もちろん僕と話すときは、普通語で話してくれるんですが、
雑談を聞いて聞き取りの勉強をしようにも、それができなくて残念だった。

今回使った旅費は4500元です。6万円ちょいくらい。
もう少し無駄遣いを減らせば4100元くらいまではいけたかも。
でも10万使う覚悟はしていたので、残りが残って良しとしよう。
しかし、観光した場所のほとんど全てで学割がきいたのがかなり助かりました。
それからもし無理して張家界に行っていたら、
あと1万円~2万円さらにかかっていたと思います。

九寨溝あたりから記事の内容があさくなってますね。
間違えて書いていたのを消してしまったので 、少し記事の内容があさくなってます;

以上、旅行の記録でした。
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[ 2011/07/28 14:17 | Comments(2) | TrackBack() | 生活 ]

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1. posted by みゃー  2011/08/02 02:38
あ・・・僕が九寨溝だと思ってたのって、黄龍だったw
それにしても、いいっすねえ・・・
早く旅がしたくなってきた。
今年はネパールだけど、来年は中国行こうかなあと思ってます!
成都周辺をぶらついてから、青蔵鉄道でチベットなんて行ってみようかなあと。
中国って比較的治安良いから、旅行したら本当に楽しそう。

Re:無題
<みゃみゃ助さん>

おっ黄龍でしたか。
青蔵鉄道でチベットの方、いいですねー!
だけど中国初でそれはけっこう難易度高いかもしれませんね。

治安良いなんてとんでもない!!って言いたいところですが、
やっぱり世界的にみれば、中国より治安や衛星面が
悪い国なんていくらでもありますからね。
そう考えると鉄道もちゃんと走ってるし、(安全面で心配あり笑
旅行しやすいと思います。是非成都へ!
2011/08/02 15:53
2. posted by みゃー  2011/08/02 22:10
え、中国って治安良くないの!?
そりゃ日本に比べれば悪いだろうけど、世界でも良い方なのかなって思ってたんだけれども・・・
Re:無題
治安は世界的にも平均くらいじゃないでしょうか。
中国も広いので場所にもよりますが。
怪しいところにはいかず、
ただ普通に旅行する分には何も問題ないでしょう。

旅行者が注意するといえば、
ひったくりや置き引き、あとは交通でしょうかね。
交通にはほんと驚かされると思いますよ。
日本人から言わせれば、めちゃくちゃです。
2011/08/02 23:14

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